真弓定夫先生と!


ニッポンだ〜いすき!
で、ご一緒した、真弓定夫先生と!

丸山敏雄 一日一話より
1月31日
じっと待機する
冬は葉もふるい落とし、枝も裸になったような植物、枯れたように見える草木などは、実は衣替えの最中である。指も凍るような高山の霧氷に閉ざされた小枝、なんと凄まじいがんばりだろうか。
誠に動物も植物も、少しも頑張ったりやせ我慢したりしているのではなくて、たださながら冬の寒さを迎えているのである。そして表面固く結んだ茂みの中には、花も葉も用意されているし、根は陽春の気動くとともに吸収のスタートを切って、水分と養分に備えて待機している。

2月1日
問い掛けてみる
あなたは夫を喜ばしていますか。貴下は妻を大切にしていますか。君は両親をてこずらせてはいはしないか。老翁大人、あなたは、子供や嫁を朝からがみがみと 叱ってはいませんか。こうした反省から、あなたの周囲、毎朝出会う人という人、ものというものについて、 私は何かあなたのためになっていますかしら? と、問いかけてごらんなさい。ニコニコして、本当にあなたのおかげで助かっています。あなたなればこそー と、感謝を受ける相手は何パーセントあるであろう。
これであなたの人生の勝負が決まる。

2月2日
不自由は心の迷い
これまで不自由は、時のせい、所のせい、人のせい、環境のせいと考えた。しかし、そうではなかった。
ここ厳寒の候に、寒さに縮み上がるのは、さもしい心の人間どもだけである。この時、動物の多くは、静かに冬眠して、夏の動きに備え、秋の充実の準備をしている。
目前の対象に、時、処に不自由を感じているのは、実は己のわがまま根性が写ってそうさせるところで、いかなる環境にも事柄にも仕事にも、不自由は何一つないのである。

2月3日
一日は 一秒の集積
日の吉凶というような、迷信に関わる人は気の毒である。宝がころげこんでも、今日は日が悪いと、これを見捨てるであろうか。災悪が降りかかっても、今日は 吉か凶かと運勢暦をめくって、ぼつぼつそれを払いのけるのであろうか。今日は一生に二日とない幸の日、まだすきがあればどんな危険が襲うかもしれない厄日 である。黒にするか白にするか、それは己自身にある。1日は今の1秒の集まりである。今を失う人は1日を失う人、そして一生を棒に振る人。時は金なり と言う。しかし、金は取り返せる。時は再びこない。